大立山まつり『舞太鼓あすか組』(2016/02/02)
2016年 02月 04日
動きの力強さ、皮だけでなく胴まで鳴る大迫力の演奏。
この生演奏が立山巡行をさらに盛り上げてくれていました。
和の奏法だけでなく、洋のドラム奏法も使った手数の多い音でした。
和太鼓で二つ打ちで鳴らすというのがね、
あの太い撥で二つ打ち、、、
「二つ打ち」というのは、スネアドラム(小太鼓)の一般的な奏法なのですが、
1回のストローク(腕振り)でタン、タンと二つ叩きます。
右、左、右、左と4回しか手を動かしてなくても、
タタタタタタタタ
と音が8個鳴ります。
ロックでも、ポップスでも、マーチでも、クラシックでも、
スネアの楽譜には必ず出てくる「きほんのき」ですが、
それをあの和太鼓の太い撥で叩くのがどれだけ大変か。
手の中であの太い撥をコントロールするのだから、
しっかり握れる握力、手の大きさ、
太鼓の張りを押し返す腕力等々、
圧倒的なパワーがないと出来ない。
あれは女性にはちょっと出ない音でしょうね。
太鼓叩きの血が騒ぐ素晴らしい演奏でした。
by photo_kyoko
| 2016-02-04 23:28
| 奈良
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